スターバックス、2017年末に世界最大店を上海に開設へ
今日頭条や赢商新聞によると、スターバックスは2017年末に焙煎工場を併設した「スターバックス・リザーブ・ロースタリー・アンド・テイスティングルーム」を上海にオープンさせる予定となっている。
上海の「スターバックス・リザーブ・ロースタリー・アンド・テイスティングルーム」は、シアトル(2014年オープン)、ニューヨーク(2018年にオープン予定)に次ぐ3番目の店舗であり、また米国外初の店舗となる。
上海の店舗面積は2,700㎡とシアトルの約2倍の広さ、ニューヨークの約1.45倍となり、世界最大店となる見込みである。
なお、上海の「スターバックス・リザーブ・ロースタリー・アンド・テイスティングルーム」は、上海の中心市街地の南京西路で開発が進められている「興業太古滙」に開設される予定である。
「興業太古滙」は、オフィス、ショッピングモール、ホテルなどの開発が進められている複合商業施設であり、2016年後半にオフィスがオープン予定であり、2017年前半にショッピングモール、後半にホテルなどがオープンする予定となっている。
スターバックスは、1999年に中国に進出し、その後急速に店舗網を拡大し、現在100都市以上に約2,100店舗を展開している。中国は、米国に次ぐ最大の海外市場となっている。
また、スターバックスは今後5年間で毎年500店舗をオープンさせる計画であり、2019年までに3,400店舗の開設を目指しており、中国は益々重要な市場となるとみられる。