中国、駆動用バッテリーメーカーのホワイトリストを撤廃
工信部のウェブサイト上で、6月21日から「汽車動力蓄電池行業規範条件(自動車動力蓄電池業界規範条件)」(工業和信息化部公告2015年第22号)を撤廃したと発表した。また、同時に2015年11月から4回にわたって発表された規範条件を満たした企業リスト(ホワイトリスト)も撤廃した。
中国政府が推奨する駆動用バッテリーメーカーのホワイトリストには、寧徳時代新能源科技(CATL)や比亜迪(BYD)など中国系のみ57社が登録されており、日韓の駆動用バッテリーメーカーはホワイトリストには組み込まれていなかった。
ホワイトリストに登録されたメーカーの駆動用バッテリーを搭載することが、NEVの補助金を支給する条件とされたため、日韓の駆動用バッテリーメーカー(特に韓国のサムスンSDIとLG化学)には厳しい状況に追い込まれていた。